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【祥子の一度は入ってみたい絶景温泉】「下田大和館」太平洋の青と多々戸浜の白が広がる別世界

[ 2018年4月27日 12:00 ]

「下田大和館」の山頂露天風呂と絶景に酔いしれる祥子
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(33)がインスタ映えする絶景の名湯を紹介する「一度は入ってみたい!祥子の絶景温泉」が新たにスタート。1回目は静岡県・伊豆は下田温泉(下田市)の「下田大和館」です。太平洋に面して多くの湯宿が並ぶ中で、全室オーシャンビューというリゾート旅館。最上階にある露天風呂の美しさも最高で――。

 「ウワ〜!ステキ〜」。伊豆急行踊り子号に乗って東京から約2時間40分。伊豆急下田駅からタクシーで約5分の「下田大和館」の山頂露天風呂「雲母(きらら)」を目にした瞬間、思わず叫んじゃいました。

 海抜32メートル。最上階(5階)の幅82メートルの1フロアを使った大浴場から階段を上っていくんですが、まさに絶景。無色透明のお湯が陽光に映えて名前のようにキラキラ輝き、眼下には雄大な太平洋と白い砂の多々戸浜が広がる大パノラマが広がります。別世界のような景観に身を沈めるのも忘れるほどでした。

 下田温泉は市内に点在する河内温泉、白浜温泉などの総称だそうですが、お湯はその中の蓮台寺温泉から引かれる弱アルカリ性(8・1)の単純温泉。神経痛や筋肉痛、関節痛などに効能があるそうで、やや熱めですが慣れると潮風がとても爽快。スポーツジムに通い始めて感じていた腕や肩の筋肉痛も和らいでいくようです。

 すっかり軽くなった体で旅館前の多々戸浜に出て砂浜を歩くと、サラサラしてチョー気持ちいい。足の裏から大地の力が伝わってくるようで、祥子のパワーも全開です。

 となるとエネルギー補給も重要で、水揚げ日本一という金目鯛(キンメダイ)の料理を味わいに駅から徒歩約7分の「閃味処料磨(せんみどころりょうま)」へ。洋食を志したこともあったという店主の土屋修さんが「閃(ひらめ)き」を大切にして料理するお店だそうで、金目の煮付けをオーダーしましたが「意外に塩焼きがウマいんだよ」との土屋さんのお薦めで塩焼きも注文。ついでに刺し身も頼んで地元名物を堪能しました。

 おなかいっぱいになった後は「ペリーロード」を散策。黒船を率いて日本を開国させたペリーが翌1854年(嘉永7)5月、下田条約締結のため300人の部下を引き連れて下田港に上陸、了仙寺まで行進した柳並木の美しい道。ここから新しい日本が始まったと思ったら、露天風呂からの絶景がかけがえのないものに感じました。

 ◇行かれる方へ◇

 ▽アクセス 車は東名道沼津ICから約1時間45分

 ▽宿泊 下田温泉に旅館・ホテル約50軒。下田大和館は1泊2食付き1万2000円から。日帰り入浴2000円(タオル付き)。送迎バスあり

 ▽味どころ 料磨の金目の煮付け、塩焼きは3000円、刺し身2800円

 ▽問い合わせ 下田大和館=(電)0558(22)1000、下田市観光協会=(電)同1531

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日生まれ、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。DVD「誘う女」(スパイスビジュアル)を新発売。写真集「鍵―KEY―」(講談社)など好評販売中。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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