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【橋本マナミ 恍惚のグルメ】大人の夜を甘〜くシメるパフェ

[ 2018年2月7日 12:00 ]

飲んだ後に立ち寄りたいパフェ専門店。橋本マナミもうっとり
Photo By スポニチ

 気持ち良く飲んだ後、シメには何を食べますか?ラーメンやお茶漬けもいいけれど、甘いものを食べたくなる時ってありますよね。そんな時に立ち寄りたい、パフェ専門店が東京・渋谷にあるんです。夜だけに開くお店で、オトナだからこそ味わえるおいしさに出合えます。

 渋谷駅から徒歩3分の路地に立つ雑居ビルの3階に「夜パフェ専門店 Parfaiteria beL(パフェテリア ベル)」はあります。ドアを開けると、暗めの照明にブルーの壁、くつろげるソファ席。表通りの喧騒(けんそう)がうそのようにムーディーな空間が広がっています。

 パフェといえば、子供のころ、家族と食べに行って心が躍ったデザート。それがこの店は午後5時から深夜の営業で、夜だけ味わえるオトナのスイーツに変身しているんです。

 女子会のOL、飲み会帰りのサラリーマン、カップルが楽しい夜の締めくくりに足を運んでいます。元々“シメパフェ文化”は美食の街・札幌にあったそうです。そこでの人気店が東京に進出し、昨年10月に渋谷に開店。旬のフルーツを扱うため、季節によってメニューが変わり、常時6種類前後のパフェがあります。

 この時期はバレンタインの季節にピッタリ「苺(イチゴ)とショコラのパフェ」(1900円)がお薦め。イチゴのスライスが花びらのように飾られ、ハートのチョコレートとべっ甲色のあめ細工が綿あめの上に乗る可憐(かれん)なフォルム。添えられている「ゴディバ」のチョコレートリキュールをかけると、綿あめが溶けてサプライズ的なアトラクションになります。

 芳醇(ほうじゅん)なカカオの香りのリキュールと綿あめの下のビターなチョコレートジェラートが絶妙なコンビネーションを結成。苺と“ダブル主演”のチョコレート味を楽しめます。ジェラートは北海道産の牛乳と生クリームを使用した自家製。心地良い深いコクと控えめで爽やかな甘さを感じます。“名脇役”はこちらも北海道の牛乳を使ったソフトクリーム。チョコレートの味わいにも合い“もう一人の主役”イチゴの甘味と酸味を引き立てます。

 「キウイと発酵乳のパフェ」(1400円)も人気。キウイと発酵乳の2種類の酸味のハーモニーが楽しめる一品。飾られているホワイトチョコがちょうどいい甘さを加えます。

 店長の河口典剛さん(36)は「この店のパフェは飲んだ後でも、さっぱりと食べられるように甘さ控えめに作っています」と教えてくれました。味わいの足し引き算。バランスを考えたオトナの仕事が、ほろ酔い気分をもっと心地良くさせてくれます。ここから甘〜い夜の第2幕が開くかもしれません。

 ≪プリン風味で濃厚≫「ピスタチオとプラリネのパフェ」(1400円)はピスタチオのジェラートとプリンで風味を満喫できて人気。河口店長は「店のメニューの中では濃厚なので、一番パフェらしいパフェかもしれません」と話しています。プラリネとは砂糖を加熱してカラメル化し、ナッツ類にコーティングしたもの。このサクサク感もいいアクセントになっているんです。

 ◇夜パフェ専門店 パフェテリア ベル 東京都渋谷区道玄坂1の7の10、新大宗ソシアルビル3階。渋谷駅から徒歩3分。(電)03(6427)8538。営業時間は日〜木曜午後5時〜深夜0時。金、土曜、祝日前日は午後5時〜午前2時。無休。

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日、山形県生まれの33歳。フジテレビ「隣の家族は青く見える」(木曜後10・00)にレギュラー出演。最新写真集「♯びちょびちょ」(講談社)好評発売中。1メートル68、B86・W60・H88。

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