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【だから元気】鶴見辰吾「スピードゴルフ」に夢中 向上心なおも加速中

[ 2017年7月7日 12:00 ]

芸能界屈指のアクティブ俳優・鶴見辰吾
Photo By スポニチ

 芸能界屈指のスポーツマンとして知られる俳優の鶴見辰吾(52)。長くロードバイクを楽しんでいるほか、15年にはフルマラソンに挑戦し、昨年は51歳ながら3時間9分27秒という見事な記録を残した。その鶴見が現在ハマっているのが「スピードゴルフ」。18ホールのスコアとラウンド時間で競う、ゴルフとマラソンの複合競技だ。

 スピードゴルフはいかに速く、いかに良いスコアで回るかを競うスポーツ。スコアはゴルフの打数と、ホールアウトまでの時間を足して計算します。打ってすぐボールの元に走ることを繰り返すんです。昨年初挑戦した時は、70分で104打、結果は174。今年9月に出る大会は、150切りが目標。60分台でホールアウトして、ゴルフは90を切りたい。スコアが良いだけでも、走るのが速いだけでもダメ。バランスが難しいです。

 ゴルフのルールはそのままですが、通常は14本まで持てるクラブが7本しか使えません。でもね、キャディーバッグを持って走るので7本でも重い。次回は5本でいこうと思ってます。ドライバー、アイアン(6番、8番、ウエッジ)とパター。意外と5本だけでも普段のスコアと大きく変わらない。いかに飛ばそうと無理をして、ケガ(失敗)をしているかが分かる。得意なクラブも分かるので、いつものゴルフに反映できます。

 自転車を始めたのは39歳の時。きっかけはゴルフでした。ゴルフの練習場まで健康のために自転車で行くようになって、そこから傾倒して。それからマラソンもやって、ゴルフをまた始めたのは2年前。近所のスナックのコンペに出たら、うまくいかなくてね。また熱が入りだしました。

 スピードゴルフという競技は知ってました。でも、ゴルフに飽きちゃった人がやるスポーツだと思ってたんですよ。それが、走れるからできるかと思ってやってみたら面白かった。ゴルフだけじゃなく視点を変えたり角度を変えると、違う可能性が生まれるのかもしれないなと勉強になりました。

 スピードゴルフで走る距離は、18ホールで8キロほど。普段は5時間近くで回るゴルフが、1時間ちょっとで終わります。かなり疲れますけどね(笑い)。おかげで普段のゴルフがもっと楽しくなる。楽しむコツは、余計なことは考えないこと。素振りもしません。

 ≪9年ぶりフック船長 趣味のおかげ体軽々≫24日に東京国際フォーラムホールCで開幕するミュージカル「ピーターパン」(スポーツニッポン新聞社主催)に、フック船長役で9年ぶりに出演する。初出演したのは02年で「37歳でまだ自転車もやってなかった頃。体は今の方が軽いです。普段から体を使って運動しているおかげですね」。趣味が仕事にも恩恵をもたらした。今年の注目は、10代目ピーターパンとして女優デビューする吉柳(きりゅう)咲良(13)。彼女の魅力について聞くと、「歌を歌いながら、顔が真っ赤っかになっちゃうんです。これは今しか見られない。初舞台にビビって、それを乗り越えようとしている姿が最大の魅力だと思う」と父親のように話す。「お客さんもスターが誕生する瞬間を一緒に共有してほしいですね」とPRした。

 ◆鶴見 辰吾(つるみ・しんご)1964年(昭39)12月29日、東京都生まれ。77年、12歳で子役としてデビュー。生徒役を演じたドラマ「3年B組金八先生」、薬師丸ひろ子とダブル主演した映画「翔んだカップル」などでブレーク。人情味ある役から悪役まで幅広い役を演じる。趣味で音楽活動も行っている。1メートル76、血液型A。

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