トミーズ雅も笑う「こんな人間おる?」の“赤井英和伝説”「毎年12月23日に」「車両の一番前から」

赤井英和
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　漫才コンビ「トミーズ」の雅（63）が、25日放送のMBSテレビ情報バラエティー「せやねん」（土曜前9・25）に出演。盟友でもある元プロボクサーで俳優の赤井英和（63）についてエピソードを語った。

　番組冒頭でトミーズ・雅が「同級生に赤井英和という男がおりまして」と語り出し、48年前の高校受験の際からの様々なエピソードを紹介。ボクシング時代や、芸能界時代など話のネタは尽きないが、2001年には同じ番組で2人で司会を務めたこともある。すると「15年間一緒に司会して、今もずっと友達やねんけど、2001年から22年間、毎年、12月23日に電話が掛かってくる。“もしもし、赤井やけど、誕生日おめでとう”。1日、早い言うてんねん！俺は12月24日や！」と、毎年、雅の誕生日を間違えて、祝福の電話が掛かると明かした。

　さらに「この赤井が」として話したのは先日のこと。同じ新幹線に乗り合わせた元阪神の狩野氏から「前の方で赤井さんが酔っ払ってます」と雅に連絡があったため、雅が赤井に電話。「同じ車両に阪神の狩野がおるから」と言った途端に「分かった」と電話を切られたという。そして赤井が取った行動は「そっから、あいつ車両の一番前やったんけど、一人一人に“狩野さんでっか”“狩野さんでっか”」と車両内を聞いて回ったと説明すると、スタジオの共演者も「え～」「怖い、怖い」と騒然となった。

　「狩野は一番後ろやったんやけど、前から赤井が“狩野さんでっか”（と迫ってくる）。こんな人間おる?」と雅も大笑い。結局、気が付いた狩野氏が先に「僕、狩野です」と先回りしてあいさつすると、赤井は返す刀で初対面の狩野に「東京着いたら、一緒に飲みに行こうや」とお誘い。雅も「そんな人間おる?　怖い」と言うしかなかった。

　しかし予定が合わずに、初対面でもあり、食事会はキャンセル。「そしたら赤井から電話があって。阪神の狩野さんは百貨店に勤めとんのか?」と。雅は「意味が分からんやろ。阪神百貨店の従業員やと思うてんねん。野球に興味がないから（知らない）。すごいやろ」と“赤井英和伝説”をまくし立てて、最後に「赤井は素晴らしい！」と結んでいた。