東野幸治 笑福亭笑瓶さんとキャバクラめぐりせめぎ合いの思い出「5分だけキャバクラですか?」

[ 2023年2月25日 14:40 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 お笑いタレント東野幸治(55)が、24日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演し、22日に急性大動脈解離のため死去した落語家でタレントの笑福亭笑瓶さん(享年66)を追悼した。

 所属事務所こそ違うが、優しい先輩という印象が強いという。「“なんでもええよ”とか、強めにいじってもいいし、ボケてもいいし。先輩然としない感じが凄くやりやすくて。好きな先輩やって。レギュラーも一時してたんかな?」と振り返った。

 食事に行った際の印象深いエピソードも披露した。「よくご飯とか食べに連れて行ってもらってて。すぐ、“メシ終わったらキャバクラ行けへん?”って」。翌日の仕事が早かった東野が「すみません、明日、俺早いんで、8時なんで、今度でいいですかね?」と断ると、笑瓶さんは「分かった、分かった」と納得。その後は「ご飯食べて、お酒飲んで。昔の芸人のエピソード聞いて、腹抱えながら笑いながらおもしろいなって」と、楽しい食事になったことを明かした。

 ところが、笑瓶さんはどうしてもキャバクラに行きたかったようで、東野に「東野君さ、30分だけ行けへん?キャバクラ」と再度のお願い。東野もあらためて丁重にお断りしたというが、笑瓶さんはさらに「東野君、じゃあ行こか。5分だけな」と三たび誘ってきたという。

 「5分だけキャバクラですか?」という東野は、「もう、わろてきて」と回想。「“俺、明日早いんですけど”(と言うと)、“俺も早いねん。東野君、8時やろ?俺、7時やねん”って」と笑って振り返っていた。

 東野は結局、笑瓶さんの熱意に負けて店に行ったようで、「ホンマにチャーミングな先輩ですし、行ったら行ったで、みんなが“しょうちゃ~ん”言うて集まってくる。みんな“しょうちゃん待ってたよ~”って」と、店での笑瓶さんの愛されぶりを懐かしそうに語っていた。

 笑瓶さんは2015年にも同じ大動脈解離を経験していた。東野は「その後かな?お会いして、“大丈夫でした?”、“いやあ、怖かったよ。死ぬとこやった”、“元気出して下さいね”みたいな会話はしていた」と明かし、「ここ最近はなかなかお会いすることもなかったので、本当に寂しい」とつぶやいていた。

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2023年2月25日のニュース