「坂上さんが命削りながらやっている」 一方で俺は…フット後藤が「無茶苦茶、辛かった」時期

[ 2023年2月25日 20:09 ]

フットボールアワーの後藤輝基
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 お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(48)が、24日深夜放送の読売テレビ「るてんのんてる」(土曜前0・30)に出演。過去に出演が辛かったと感じた番組を明かした。

 この日は番組開始1周年を控え、MCの「フットボールアワー」と同時期に台頭した「チュートリアル」「ブラックマヨネーズ」の3組で熱いトーク企画を開催。そこで「今までで一番辛かった番組は」との質問が出た際に、チュートリアル・徳井が「俺はさあ、深イイ話やねん」と日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」で自分が思うような仕事ができず悩んだ、としみじ語った際だった。

 後藤は「そんなん言うてくれるなら、俺はじゃあ、バイキング」と、フジテレビで2014年から22年まで人気を博した情報番組「バイキング」(バイキングMORE)について言及し、「岩尾は上手やから返していたけど、俺は横で立っているだけよ」と振り返った。さらに「どんどん役目なくなっていくねん。俺も全く(徳井と理由が)一緒。申し訳ない」と回想した。

 特に「申し訳ない」と感じたのが、MCの坂上忍に対してだ。「ずっと、坂上さんが命削りながらやっているやん。ホンマに削る音聞こえてくるぐらい(本気でやっている)。それをやっている人の横で、ずっと“どうっすかね”みたいな」と、やる気が感じないようなコメントをしてしまうことを懺悔。たまに聞かれても「当たり障りのないことを言う」だけとなり、次第に会話をふられる回数も減り、「無茶苦茶、辛かったな」と本音を口にした。「頑張りたいのに、頑張られへん。坂上さんに申し訳ない。こんなん、お金もらったらあかんで」とまで感じたという。

 同じく「バイキング」に出演していたブラマヨ・吉田は「岩尾とか俺はボケやから、ちょっと変なことを言うこともできる。なんか、難しい立場やったよね」と後藤の立場を理解。後藤はうまくコメントできなくても、問題提起などできればと考えていたが、「ちゃんとした人やらな、と思ったら全く出てこない」と、考えれば考えるほど悪い方向に進んだ。

 さらにブラマヨ・小杉も「俺は岩尾とか吉田みたいにやりたいと思ったけど、技術がなさ過ぎて。(2人は)うまいこと社会を斬りながらボケているのに、俺のコメントは“空を切り続けて”いるねん。俺のコメント、全然宙を舞わへんねん」と、違う苦しみを吐露するなど、熱い話に発展。後藤はリモート出演の際に「俺いらんわ」と感じたと語り、チュートリアル・徳井も「ホンマに辛い時は、申し訳ないとき。それが一番辛い。肉体的というよりね」と同意していた。

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2023年2月25日のニュース