俳優生活50周年の市村正親「幸せな役者人生」 ひとり芝居「市村座」息子2人と共演

[ 2023年2月25日 21:38 ]

「市村座」取材会に出席した市村正親(撮影・佐藤萌花)
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 俳優の市村正親(74)が25日、東京・日比谷の日生劇場で、あす26日から開幕する市村正親ひとり芝居「市村座」の取材会に出席した。今年でデビュー50周年を迎え、「幸せな役者人生をいまだに送っている。お客さんから元気をもらっています」と感謝した。

 1997年から始まった「市村座」は今回で10回目。市村は「初めは小さい劇場から始まった“市村座”が今回、天下の日生劇場で10回目」と感慨深げ。「74歳ですから体力勝負だと思っています。色んな物を蓄積して、明日の初日を迎えたいと思います」と意気込んだ。

 三遊亭圓朝の落語「死神」の一人芝居から、50年の中で出演してきた40以上のミュージカル全作品をそれらの楽曲とともに振り返る。終盤には、市村が信頼を寄せともに作ってきたという高平哲郎氏が作詞、上柴はじめ氏が作曲し、市村をイメージした新曲を自身が歌唱し披露する。

 東京と博多公演では長男の優汰と次男も出演を予定している。息子たちと稽古を行い、「上の子の繊細さと下の子は大胆さの両方でうまい色を出してくれる。歌のうまさは(篠原)涼子似、ひょうきんさは僕似」と笑顔で話した。

 28日まで同所で。

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2023年2月25日のニュース