松尾貴史 “常連”「タモリ倶楽部」放送終了でタモリの功績称賛「喜寿でサブカルやってるって孤高」

[ 2023年2月25日 17:42 ]

松尾貴史
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 俳優の松尾貴史(62)が25日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演し、3月末で放送を終了することが発表されたテレビ朝日系深夜番組「タモリ倶楽部」の思い出を語った。

 1982年に放送を開始した深夜のバラエティー番組は、知的好奇心旺盛なタモリ(77)を司会に、鉄道や地理、アートなどマニアックな題材を特集し続けた。また、外国語の歌詞なのに日本語のように聞こえる音楽を、コミカルな映像とともに紹介した「空耳アワー」は、番組の名物コーナーにもなった。

 松尾は同番組の常連出演者の一人だった。「近年出てないですけど、一時17年間連続出演をしていた」と明かし、驚かせた。印象深い収録を聞かれると、「最初は旧テレ朝の横にあったニッカ池という池のほとりで、なぎら(健壱)さんと3人で怖い話をする。そんなの覚えています。30年以上前じゃないですかね?」と振り返った。その他、大の鉄道ファンだった故・原田芳雄さんらと鉄道関連企画によく出演したという。

 日本のサブカルチャー文化を長年にわたり支えた同番組。松尾は「もともとサブカルチャーって反権威ですから、その第一線で40年も続けてこられた、牽引してきたというのは、ものすごい勲章ものじゃないですか?」と、その功績をたたえた。

 「空耳アワー」の進行役「ソラミミスト」を長年、務めているイラストレーター安斎肇氏ら、番組を通じて知名度が上がった出演者も多かった。松尾は「安斎さんだって70過ぎてるはず(実際には69歳)」と驚かせた。さらに「タモリさん77でしょ?喜寿ですよね。喜寿でサブカルやってるって、ホント孤高ですよね」と、称賛を惜しまなかった。

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2023年2月25日のニュース