佐田真由美「この容姿は自分が褒めてあげればいい」容姿の変化に対する思いに「深く共感」「感動」の声

[ 2023年2月25日 13:14 ]

佐田真由美公式インスタグラム(@sadamayumi)から

 女優の佐田真由美(45)が25日、自身のインスタグラムを更新。容姿の変化に対する自身の思いをつづり、共感の声が寄せられている。

 24日の投稿で“すっぴん”顔の投稿で話題となった佐田。そのコメントの中に「気になる事」として「自分の事可愛いと思ってきたか?…そう思える様に生きるにはどうすれば良いのか?」という質問について「重要な質問だ!」と判断したとし、「語弊があったら嫌だし、ネットニュースとかってうまく編集して全然違う話にしたりするから、本当に嫌なんだけど正直にお返事させて頂きます」と投稿した。

 「3歳からモデルと言う職業をしております。モデルと言う職業はとても変わっていて、派手に見えるけれど浮き沈みが激しく、毎回毎回の撮影で次は無いのじゃないか?素敵に見てもらえてるか?他のあの子の方が綺麗だし、スタイルはあの子の方が良い。私なんて全然ダメ…と自分を責めたり、明日があるのか無いのかも、保証が無いのです」とモデルという自身の職業について言及。「そんな中で20歳位の時に、人気のモデルさんがいらしてその方の外見の調子が悪くなってしまった時がありました。その時に周りの人の声を聞いてしまったのです。その方は誰もが憧れる美人さんで、スタイル良くて、明るくてそして可愛い人で、調子悪くなる前はいつも『可愛い!素敵!美人!〇〇ちゃんより素敵な子を見た事ない!』って日々褒められていて。きっとそれが、『いつも輝いていなきゃ!綺麗でいなきゃ!期待に応えなきゃ!』ってストレスになりそれで外見が変わっていったのだと思います。そうすると、今まで褒めていた周りの方が『〇〇ちゃん最近いけてないよね、可愛くなくなった。誰々さんの方が最近素敵だわ。あれじゃ仕事できないわw』若い私には衝撃的な出来事でした」と若い頃に体験した衝撃の“事件”を告白した。

 「可愛い!美人!素敵!と言われ嬉しかったり、それによって悩んだりした純真な心は、簡単に心代わりをする責任無しな言葉によって簡単に地に落とされてしまう 雪が手の平で溶ける様にあっという間に人の好感は消えていく。と確信を持った瞬間でした」と回顧。「あの人老けた あの人身体が変わった あの人の顔いじった? 散々ですね。人は何でも簡単に言えます。全く責任がないから。その時にあーだこーだ言っていた人達も次の素敵なモデルちゃんが居れば過去に責任は無いし、容姿が変わってしまった子を待つまでも無く次のステージに群がります…当たり前な話かもしれません。それくらいシビアで厳しい世界です」としたうえで「だからこそ輝きをキープしなければならない。それはかなり過酷な精神だし、ある意味加工アプリの心理と似てる。だから私は加工アプリで翻弄されてる若い子が気になるんだと思う」と指摘した。

 「『いつでもこうでなきゃいけない…』しかし限度がある。誰だって必ず老けるし 生きてるから外見は変わる だから私は思いました。変わる事をフューチャーした人生では無く 変わらない事を見つけたい それで自信をつけたい!そして周りが何と言おうが、人の言葉に持っていかれない!この容姿は自分が褒めてあげればいい。自分だけはずーっと好きで味方でいてあげようと思う様に決めました」と自身の思いをつづった。

 「嫌いな箇所は勿論あるし見たくも無いくらい嫌な時も勿論ある。揺れ動く自分も自分。今回はこの容姿の自分に出会ったんです。愛しいです!と思いたい!変わる物に変わらないで!と出来る魔法も無いので変わらないものを探す そんな旅は実は今でも続いてるのです」と佐田。「人生の幕を閉じる時に変わらない大事なものを知っていたい!なんて思います。皆様にとって変わらないものは何ですか?私は加工で作った変わらない物では無く みんなと同じじゃ無く 自分らしい何かを見つけたいです」と続けた。

 「長くなってしまいました、ごめんなさい。これ!と言ったお返事ができなかったかもしれませんが 自分を大事に自分の好きなところを1つでも見つけてあげてください!きっと細胞が喜びます 自分の唯一無二の味方は自分 自分の唯一無二の敵も自分!」と長文を締めくくった。

 この投稿に、フォロワーからは「深く共感しました」「感動しました」「素敵すぎて朝から熟読しました」「素敵ですね!」「泣けてしまった」「例え容姿が変わったとしても自信を持ってる人が素晴らしいと思います」「耳障りよく表面上だけ多様性と言っているメディア側も考えないといけないなと思いました…」「変わっていく私も、変わらない私も、私が全部まるっと愛していきたい。老いをプラスに変えれるメンタルにしていきたいです!」など共感の声が続々寄せられている。

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