【明日のどうする家康】第8話「三河一揆でどうする!」家康3大危機どう描く?松平昌久ら寝返り

[ 2023年2月25日 13:50 ]

大河ドラマ「どうする家康」第8話。 (手前左から)服部半蔵(山田孝之)と女大鼠(松本まりか)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は26日、第8話が放送される。明日夜の注目ポイントを探る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第8話は「三河一揆でどうする!」。本證寺から年貢を徴収しようとする松平家康(松本潤)に対し、一向宗徒が三河各地で一揆を起こした。武力で抑え込もうとするが、有能な軍師がいるらしく、すべての作戦が裏目に出る。松平昌久(角田晃広)ら周囲の領主も寝返る中、家康は服部半蔵(山田孝之)に寺へ潜入し、内乱を仕掛けることを命じる。そして、半蔵が目にした空誓(市川右團次)を補佐する“軍師”の正体とは…という展開。

 「三方ヶ原の戦い」「伊賀越え」と並び、徳川家康の3大危機とされる「三河一向一揆」。「三河三ヶ寺」と呼ばれる本證寺、上宮寺、勝鬘寺に家康の父・松平広忠が「不入の権」を認めていたが、これが対立の発端となった。

 次回予告には「家中に裏切り者が!?」のテロップ。史実としては松平昌久ら一向一揆側についた武将や家康家臣が多数いる。前回第7話(2月19日)の家康改名も「家」の字を採用した理由について決定的な説がない中、巧みに描いた今作。三河一向一揆はどのように展開されるのか。

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2023年2月25日のニュース