林翔太 ウンナン魂で“おたく”熱演「本番まで鍛えます。本番の朝も」

[ 2023年2月20日 18:25 ]

舞台「七人のおたく cult seven THE STAGE」の取材会に登場した主演の林翔太(提供・キョードー大阪)
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 俳優の林翔太(33)が主演の舞台「七人のおたく cult seven THE STAGE」のオンライン取材会が20日開かれ、林は「“おたく”がメチャ格好いいと思える作品。人間味あって熱量も高いところが見所です」とPRした。

 92年12月、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」が主演の映画「七人のおたく cult seven」が上映されてから30年の時を超えて舞台化。ミリタリー、パソコン、無線など7人の“おたく”がそれぞれの得意分野を駆使した計画で赤ん坊を奪還するというアクションコメディだ。林は、内村光良(58)が演じた格闘技おたく・近藤みのる役だが「上映された時は2歳だった」と映画を知らなかった。両親に聞き「有名な作品だと知った」そうだ。

 格闘技おたくの役をもらい、戸惑った部分も。「1つ前の舞台がコメディで女性役。細くなければならなかったんで」と体脂肪1桁台にまで痩せていた。2、3週間前から人生で初めてジムに通い、体重も3、4キロアップ。「本番まで鍛えます。本番の朝も。筋トレにはまりつつあります」とニンマリ。上半身の肉体美を披露するプランのために「もうちょっと鍛えたい」と気合いを見せた。

 「30年前は気持ち悪いとか、悪口を言われたり。そういう時代だった」と負のイメージがあった“おたく”。今では「いい意味で、その道を突き詰めた人」と林は捉えている。自身は「名探偵コナンが好き」だそうで「最近また、読み返してます」。さらに「映画のサントラを聴くのがマイブーム」だそうだ。

 会見後、この日から通し稽古がスタートすることを明かした。「格闘技は通ってこなかった。内村さんの動きを参考にしながら」。役作りに関しては「近藤みのるは言葉数が多くなくて、でも、内側に熱量が多い。(自分と)かけ離れてない。そこまで大変な感じはない。近藤みのるが持ってる葛藤とか、しっかり表現できればいいなと思います」と締めくくった。

 他の出演者は栗山航(31)、校條拳太朗(32)、矢部昌暉(25)、藤岡沙也香(34)、「LOVE」諸橋沙夏(26)、「STU48」石田千穂(20)、後藤紗亜弥(32)、なだぎ武(52)、松尾貴史(62)ら。東京公演は3月4~12日に「紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA」で、大阪公演は3月18、19日に「サンケイホールブリーゼ」で。

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2023年2月20日のニュース