元SMAP森且行 引退への思い吐露「限界って言葉を使いたくないけど、限界を迎えるのかもしれない」

[ 2023年2月20日 12:44 ]

森且行
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 元SMAPのメンバーで人気オートレーサーの森且行(49=川口)がTBS「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演。引退について思いを語る場面があった。

 森は20年11月、選手生活24年目の念願だった最高峰のSGレース、日本選手権での優勝から約3カ月、昨年1月24日、福岡・飯塚オートレース場で行われたG1「第64回開設記念」最終日11Rで落車し、緊急搬送された。肋骨骨折、骨盤骨折、腰椎破裂骨折と診断され、合計4回の大手術を経て、骨盤から脊髄にかけて24本ものボルトが埋め込まれた。その後、ボルトを抜く5回目の手術を経て、懸命にリハビリを続けた。

 事故から1年5カ月、22年6月に両足ともまだ麻痺が残る中、いよいよバイクに走行練習を再開。「きつい…足りない部分がいっぱいありすぎるな。何だろう…つらい、こんなにきついんだ」ともらした森。「一番怖かったのが麻痺(ひ)で踏ん張れない。ステップに右足がガチっとハマらない。左足の感覚がないから、足首が踏ん張ってられない。スベっていっちゃう。それがすごい怖いです。このままじゃ、全然ダメだ」と厳しい現実が突き付けられた。

 「自分の納得がいく走りができなかった時はその時は引退なのかなっていう、ちょっと頭にあるんですよね」と思いを吐露。「ただあきらめてはない。あきらめてはないけど、体がついてこないんだよね、もう。やっぱり年のせいにはしたくないから、リハビリとかもすごい頑張ってるし、なんか限界って言葉を使いたくないけど、限界を迎えるのかもしれないから、ちょっと不安は不安ですね」と本音をのぞかせた。

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2023年2月20日のニュース