橋下徹氏　ひき逃げ容疑の78歳男“記憶ない”に「病だっていうことになれば、病の方を守るためにも…」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（53）が20日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。神奈川県警金沢署が18日、乗用車を運転中に車列に突っ込み5人に重軽傷を負わせ、逃走したとして自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道交法違反（ひき逃げ）の疑いで、横浜市金沢区の無職の男（78）を逮捕したことに言及した。

　署によると「運転して散髪に行ったが、事故を起こした記憶はない」と容疑を否認している。逮捕容疑は17日午後0時40分ごろ、横浜市金沢区大道1丁目の県道で、右折待ちの車3台とバイク2台に次々と衝突し、10～50代の男性5人にけがをさせ、救護せずに逃走した疑い。現場は信号のある丁字路交差点付近。男はその後、散髪して車で帰宅していた。

　橋下氏は「供述が真実かどうかっていうのはこれからの調べなんでしょうけど、もし記憶にないとかそういうことでね、病だっていうことになれば、病の方を守るためにも免許制度についてもうちょっと厳格にしないと」と言い、「病の方が事故を起こすってことは、それは病ですから責任をなかなか問えないのでね。問えないし被害者も出てくるし、場合によっては責任を問えないといっても罰にあたるかも分からないから、僕は免許制度っていうのは高齢者も含めて、もうちょっと自動車に関する危険性というかリスクを考えた上で免許制度は厳格にしてもらいたいなと思います」と自身の思いを話した。