元SMAP森且行 大ケガからのレース復帰への強い思い「そう簡単にはあきらめるわけにはいかない」理由

[ 2023年2月20日 12:15 ]

森且行
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 元SMAPのメンバーで人気オートレーサーの森且行(49=川口)がTBS「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演。復帰への思いを口にした。

 森は20年11月、選手生活24年目の念願だった最高峰のSGレース、日本選手権での優勝から約3カ月、昨年1月24日、福岡・飯塚オートレース場で行われたG1「第64回開設記念」最終日11Rで落車し、緊急搬送された。肋骨骨折、骨盤骨折、腰椎破裂骨折と診断され、合計4回の大手術を経て、骨盤から脊髄にかけて24本ものボルトが埋め込まれた。

 事故から7カ月後、2021年9月から復帰を見据え、懸命リハビリを続ける森に密着。森は「深刻だったのは下半身に残る麻痺(ひ)。右足の小指のところが感覚ないです。痺(しび)れてる。左は親指がすごく痺れてる。感じない場所はすごいある。右のお尻、つねっても全くわからない。とにかくいっぱいありすぎて、50%ぐらいが感覚がないところがあります」と思ったよりも深刻な状況を告白。それでも、レーサー復帰を目指し、懸命にリハビリを続けた。

 その思いについて「好きだからしかないと思うんだけどな。オートレースがただ単に好きだから。好きなんですね、やっぱり。だから迷惑かけてでも、こっちの世界に来たので。そう簡単にはあきらめるわけにはいかない」と復帰への強い思いを吐露した。

 レースを観戦する中「泣きそうになっちゃった。走りたいなと思って」ともらす場面も。「これで走らないで引退は僕の中では絶対にあり得ないので、復帰して一着をとる、そこが目標なので」と力強く語った。

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2023年2月20日のニュース