トミーズ雅　45年参加し続ける“パチプロ”同窓会「千日前友の会」の正体とは

トミーズ雅
Photo By スポニチ

　漫才コンビ「トミーズ」の雅（63）が、18日放送のMBSテレビ情報バラエティー「せやねん」（土曜前9・25）に出演。先日参加したという同窓会の経緯を明かした。

　番組冒頭で「先週ですね、せやねん終わった後の夜に、同窓会がありまして」と話し始めた雅。相方の健も参加したというこの同窓会は「同じ高校とかではありません。浪人中に、予備校に行くのが嫌で、色んな予備校から“おもろいヤツ”が集まって、千日前で9時からモーニングを食べて、10時のパチンコオープンと同時に20人がバーッと走って行って（パチンコ）台を見る」と、一気にまくし立てて説明した。

　当時のパチンコ台は現在使用される数字のデジタル式ではなく、「チューリップ」の花が開き、その間にパチンコ玉を通す旧式のもの。「見るやつが見たら、そこで打ったら勝つのよ。だから20人勝つねん」と荒稼ぎしていたと明かし、ちまたでは「学生プロ」と呼ばれていたという。

　そして「みんなが勝って、そのまま雀荘に行って、麻雀やってというのを予備校に行かんとずっとやっていた20人がおんねんけど、これが45年間新年会してんねん。毎年」と雅は振り返った。今年も20人中18人が参加。「すごい集まり。千日前友の会と言うねん」と別名を紹介すると、スタジオも大笑いした。ちょっと勉強嫌いだった予備校生たちも、ほぼ全員大学に合格し、「話題の中心は孫。かわいいな、かわいいなって」と今では普通の「おじいちゃん会」になっていると説明していた。