山下達郎“サブスク否定”発言の真意説明「いいとか悪いとかじゃない。契約的な問題が非常に不合理」

[ 2023年2月18日 18:08 ]

山下達郎
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 シンガー・ソングライターの山下達郎(70)が18日放送のニッポン放送「山下達郎と上柳昌彦のオールナイトニッポン」に出演。サブスクリプション(定額聴き放題)について持論を語った。

 昨年、自身の楽曲のサブスク配信について「恐らく死ぬまでやらない」と話したインタビューが話題となった山下。サブスクの収益構造に疑問を投げ掛けた内容だったが、この日の番組ではファンからの「サブスクをやられないって聞いたので…」という言葉を受けて改めてサブスク問題に言及した。

 「別にサブスクを否定しているわけじゃないんですよ。非常に誤解があって、そういう切り取りがね」としつつも、「僕はやりません」と話した山下。理由について「なぜやらないかっていうと、サブスクがいいとか悪いとかじゃなくて、契約的な問題っていうか、ワールドワイドの契約的な問題で。我々の音楽でご飯を食べていくうえでの契約的な問題が非常に不合理なんですよ。そういうようなことの話なんで」と説明し、「だからサブスクをやりたい人はやればいいんです。それは止めないんですけど、僕はまだ今のところはやりませんっていうことなんです」と続けた。

 フリーアナウンサーの上柳昌彦が「音楽はタダで聞けちゃうって私の子供も思っているところがある。そうじゃなくて、いろんな人の労力があるんだということを分かってほしい」と話すと、山下は「そういうことを言うと“前世紀の遺物”だとか始まるんで」と返していた。

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2023年2月18日のニュース