にしおかすみこ　認知症の母との生活で欠かせない「元気の出る曲」とは「誰と電話してんの？って」

にしおかすみこ
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　お笑いタレントのにしおかすみこ（48）が18日、TBSラジオ「井上貴博　土曜日の『あ』」（土曜後1・00）にゲスト出演。好きな楽曲とその理由を明かした。

　番組ではにしおかについて母が認知症を患っており、父は酒好き、姉がダウン症を患っていると紹介。にしおかは現在は実家に戻り共に生活しているとし、「2020年の6月ぐらい（から）ですね」と話した。

　新しい生活は、最初家族の状態を見ていっぱいいっぱいではなかったかと問われると「いっぱいいっぱいでした」と吐露。母は元看護師で、倒れた際もしっかりしていたとし、「しっかりしてるところと難しくなってるとことの境界線が分からないので、毎日ばたばたしてますね」と語った。「介護って言われるんですけど、うちの母はまだ徘徊もしてないし、寝たきりでもないので、そんなに何してるっていうわけでもなくて、一応家にいますよみたいな感じなんですね。介護って言われると、おこがましいなかと思ったりするんですけど」と説明した。

　また、にしおかはリクエスト曲を聞かれると、「THE　イナズマ戦隊」の「応援歌」を選択。「私、朝5時に起きて家族の作り置きするんですけど、大体母も朝5時に起きててて人の悪口を言うんですよ。で、なんか愚痴りたいとは思うんですけど、毎日毎日人の悪口言うタイプじゃなかったので、嫌なんですよ。私も病んでいきそうになるから、左の居間から母は悪口言うんですよ。私は右にスマホを置いてテンションの上がる曲をかけて中和させるんです。その中の1曲なんですけど」と理由を明かした。

　だが「これ、難点があって。私音楽のことよく分からないんですけど、薄いBGMみたいな感じでボーカルの方がめちゃくちゃ語りかける感じで歌ってくださるんですよ。それが好きなんですけど、母はそれを聞きながら“ねえ、誰と電話してんの？誰と電話してんの？”って言ってくるから、ちゃんと集中できないっていうのが難点です。だけど凄く元気の出る曲です」と苦笑した。