にしおかすみこ 認知症の母、ダウン症の姉らとの生活を著書に記したワケ「きれいごとではない」

[ 2023年2月18日 16:29 ]

にしおかすみこ
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 お笑いタレントのにしおかすみこ(48)が18日、TBSラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜後1・00)にゲスト出演。家族との生活を著書で明かした理由について語った。

 番組ではにしおかについて母が認知症を患っており、父は酒好き、姉がダウン症を患っていると紹介。にしおかは現在は実家に戻り共に生活しているとし、「2020年の6月ぐらい(から)ですね」と話した。

 家族との生活については著書「ポンコツ一家」で明かしているが、「笑っていただきたいなと思って書いたので」と思いを明かした。書いている時はどのような気持だったかと聞かれると、「感情はぐちゃぐちゃですよね。1年前のことを書いてるんですけど、それでもメモを見た時になんかこう整理できるかなと思うんですけど、整理できたこともほとんどなくて、腹が立ってたことは、一年たってもおんなじように腹が立つことがあるし、みたいな感じですね」と語った。

 だが「書くときに、Webのコメント欄を見せていただいたりするんですけど、その時に“笑った”とか言うコメントをいただくと、めちゃくちゃ元気になりますし」とうれしそうに話した。「あとなんか本出した時に、書店員さんが凄い頑張ってくださってて、うちの家計とか経済を心配してたくさん売ろうとしてくださってる」とも語り、「感謝感謝で」と声を弾ませた。

 家族のプライベートを文字にして明かすということに抵抗はなかったかと聞かれると、「あるある、あるある」と明言。「でもしようがないと思って。そう、いろんな生活費のこともあるし、きれいごとではないので。あと3人倒れちゃったときに、私が家にいなきゃいけかったら、パソコン一つでできる仕事があった方がいいなとか、いろいろあっていきましたね」とぶっちゃけた。

 著書が話題となったことで、良かったなという気持ちになったかと問われると、「そうですね。ちょっとネガティブだから批判の方が絶対多いと思っていたので、(最初は)朝6時に(ネット上で)連載公開だったんですけど、もうずっと“どうする、どうする?”って言っていくかやめるかを言ってたんです。マネジャーさんも一緒に考えてくださって」と明かした。

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2023年2月18日のニュース