山下達郎が明かす、26年前のKinKi Kids秘話 ジャニーさん「デビューさせたくない」の真意とは

[ 2023年2月18日 16:59 ]

山下達郎
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 シンガー・ソングライターの山下達郎(70)が18日放送のニッポン放送「山下達郎と上柳昌彦のオールナイトニッポン」に出演し、26年前の「KinKi Kids」のCDデビューにまつわる裏話を披露した。

 リスナーから、KinKi Kidsのデビュー曲「硝子の少年」のリクエストが届いたことを受けてトークを展開。同曲は松本隆氏が作詞し、山下が作曲、編曲、プロデュースを担当、アルバム「A album」と同時に1997年7月21日にリリースされた。

 「硝子の少年」と「A album」は初回プレス分のみ“セット商品”だったが、その理由について「それじゃなきゃ嫌だって言ったんです、ジャニー(喜多川)さんが」と話した山下。フリーアナウンサーの上柳昌彦が「ミリオンヒットでNo.1にならないと嫌ですよ、というふうに言ったのは有名ですけど、それ以外にもあったんですか?」と聞くと、「とにかく、ジャニーさんはかわいいやつはデビューさせたくないんですよ、いつまでも。そういう人なんで。キンキも本当は『Kissからはじまるミステリー』がデビュー曲だったんです。だけど“嫌だ”って言ったの。デビューさせたくないって」とジャニー喜多川さんのキンキに対する思い入れを明かした。

 山下は「Kissから…」の次に「硝子の少年」を作ったが、それも一度はジャニーさんから“却下”されたという。「しょうがないんで、“アルバムでデビューさせたい”って言うからアルバムとシングルと同一パッケージで、そういう仕様にしてね」とジャニーさんとの“攻防”を明かし、「いつもあるんです。僕だけじゃなくて」と笑った山下。「その愛情の強さというか、例えば少年隊とか。いつまでも手元に置きたいっていう」と続け、ジャニーさんの所属タレントに対する愛情ゆえのエピソードを振り返っていた。

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2023年2月18日のニュース