立川志らく また児童バス置き去り、クラクションで救出に怒り「子供たちの前に、大人たちが練習すべき」

[ 2022年11月9日 12:15 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(59)が9日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。岩手県一関市教育委員会が8日、市立小学校に通う1年生の男子児童が2日の下校時、スクールバス車内に置き去りになったと発表したことに言及した。

 男児は自ら運転席のクラクションを鳴らし、運転手に気付かせて無事だった。男児はこうした場合にクラクションを鳴らすよう保護者から教わっていたという。市教委によると、2日午後3時半ごろ、一関市内の車庫で男性運転手(72)が全員が降りたと勘違いして後部座席の確認を怠り、下車して施錠。寝ていた男児はバスのドアが閉まった音で目を覚まし、クラクションを鳴らした。まだ近くにいた運転手が気付き、引き返した。閉じ込めは1分ほどで済んだ。

 志らくは、「あれだけの大きな悲惨な出来事があったのに…。だからその後に子供たちにクラクション鳴らす練習をさせていたというのが大事なことなんだけども、子供たちにその練習をさせる前に、大人たちが練習すべき。だって子供たちは能天気に乗ってていいです」と語気を強め、「大人たちがちゃんと練習すりゃいい、運転手を学校に集めて、こうやるんですって紙に書いて。お年寄りがやっているんだったら紙に書いて、降りる時に必ず大きい声を出して読む、その練習を何回もしてりゃ、こんなね、子供たちがクラクション鳴らして助けてくれなんてことやらなくて済むんです」と怒りをにじませながら話した。

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2022年11月9日のニュース