入山法子「身も心もボロボロ」でも元気に 東出昌大からDV受ける妻役

[ 2022年11月9日 05:00 ]

様々な役への挑戦に意欲を示した入山法子 
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 女優の入山法子(37)が、12月公開の映画「天上の花」でヒロインを務める。東出昌大(34)演じる詩人・三好達治の妻役で、ドメスティックバイオレンス(DV)を受ける役どころ。「身も心もボロボロになりました」と2週間の撮影を振り返った。

 演じるのは萩原朔太郎の末妹。戦時下という過酷な環境で、福井・三国の田舎で三好と2人暮らし。幸せな生活もすぐに破綻し、暴力が日常になっていく。

 東出とは今回が初共演。「身長も大きくて迫力が凄い。とにかくパワーを感じました。立ち向かうため、ご飯をいっぱい食べて体重を増やそうとしたが、撮影が終わったら痩せていたかもしれません」と語った。作中では東出から何度も顔を殴られる。「念入りにリハーサルをしていたので心配はありませんでした。皆には“殴られるのうまいね”と言われました」とドヤ顔を浮かべた。

 オファーが来る役は今作のように「幸の薄い女」が多いという。「私の見た目とかオーラなのでしょう」と自己分析。「一つ強い印象を持ってもらえるのは役者としてありがたい。今後も元気に悲しい女性を演じます」と、不幸と無縁な明るさで今後を見据えた。

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