上田晋也「俺は今、蹴られたぞ」アントニオ猪木さんを初めて見た日を回想

[ 2022年11月9日 10:34 ]

上田晋也
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 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也(52)が、8日深夜放送の中京テレビ「太田上田」(火曜深夜0・59)に出演。10月1日に死去した故・アントニオ猪木さん(享年79)にまつわる思い出を語った。

 熱狂的な猪木ファンで知られる上田は、猪木さんの訃報に接し「毎日引きずってるね。家で酒飲みながら。猪木さんのDVD見たりとか」と感傷に浸っていることを明かした。

 そして、猪木さんを初めて見た日の思い出を回想。「忘れもしない。初めて猪木さんを見たのが中1。熊本市体育館の試合を見に行った」という。会場に早く到着すると、試合前の猪木さんは柔軟体操をしていたそうで「“うわー、猪木だー。猪木ってこんなアゴ出てるんだ”って思いながら、口をポカーンとして見てるの。本当にいたんだ、架空じゃねーんだみたいな感じで」と“生猪木”に大興奮となった。

 さらに、猪木さんが柔軟体操を終え、控え室に戻る際に「モーゼの十戒みたいに人がさーっと割れるわけよ」と取り巻きの観客らが道をさっと空けると「俺、ちょっと遠巻きで見てたら、猪木さんが通り過ぎる時に俺のすねをポーンと蹴ったのよ」と通り過ぎる猪木さんに軽く蹴られたという。ただ、突然の出来事で「え?何だ?俺は今、蹴られたぞ?アリと間違えられたのか?」と頭が大混乱。その後、「猪木さんが3メートルくらい向こう行って、満面の笑みで俺に振り向いた」といい「何だろう?初めてぐらい。何の言葉も出てこない。何も出てこない。“は、はぁ、はー”って見送った」と最後までリアクションが取れないまま、猪木さんが去って行くのをただ見届けたと振り返った。

 上田は「多分イタズラ心でさ、俺が放心状態で見てるから、ポーンと軽く蹴っ飛ばしてコミュニケーション取ってくれた」と猪木さんの心遣いと貴重な思い出を作ってもらい感謝していた。

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2022年11月9日のニュース