サンド伊達 大ファンの大物歌手が震災直後にとった行動を告白「自転車のパンク修理を」軽トラで「輸送」

[ 2022年11月9日 11:00 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」伊達みきお(48)が8日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)に出演。歌手・吉川晃司(57)が東日本大震災の直後に被災地でとった行動を明かした。

 番組では吉川を特集、これまでの活躍を伝えた。吉川は1988年、ギタリストの布袋寅泰とユニット「COMPLEX」を結成した。2年で活動休止したものの、2011年には東日本大震災復興支援のために復活ライブを東京ドームで開催。約10万人のファンが集結し、約6億5千万円を義援金として寄付したとした。

 さらに吉川はライブ活動とは別に被災地のためにある行動をとっていたという。伊達が「(宮城・)石巻の知り合いから連絡が来て、“渡波駅前に吉川晃司みたいな人が自転車のパンク修理をずっとしてんだけど、そんな訳ないよね!?”みたいな連絡が来て。“えっ?”と思って」との出来事が。「で、吉川さんに僕メールしたんですよ。“吉川さん、今石巻にいます?”ってメールしたら、絵文字のニコニコマークだけポンって送られてきたの」と語った。

 「ずっと(ボランティアで)自転車のパンク修理を一人で。震災でがれきだらけだから自転車すぐパンクするって当時、パンクした自転車直せないでいる人たちのためにパンク修理をしてくれたりとか」と説明。さらに「石巻の海につながるでっかい長めのトンネルがあるんですよ。そこが要するに仙台までの幹線道路みたいなところもあって、そのトンネルを軽トラで吉川さんが人間を後ろにいっぱい乗せて輸送してたんですよ。行ったりきたり、行ったりきたり。1日中。それを何日間」とも語ると、「アンタッチャブル」の山崎弘也は「来てるよとも言わずに?へえー」と感嘆の声をあげた。

 

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月9日のニュース