皆既月食&天王星食 国立天文台配信が大反響 歴史的現象に解説教授陣興奮「先生方楽しそう」「かわいい」

[ 2022年11月9日 10:40 ]

東京の夜空から見た皆既月食(撮影・河野 光希)
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 「皆既月食」「天王星食」が8日、全国各地で観測された。ネット上でも各地から投稿が相次いで盛り上がる中、月食をYouTubeでライブ配信した「国立天文台」が大きな話題を呼んだ。

 皆既月食とは、月全体が地球の影に徐々に隠されていき、淡い赤銅色に見える天体現象。今年は天皇星食も同時に見られるのは442年ぶりで、非常に珍しい天体ショーとなった。

 国立天文台では東京・三鷹キャンパスから月食の様子をライブ配信。水沢など他の観測所からの中継も交えながら天王星食の様子も紹介し、天文情報センター長・広報室長の山岡均准教授と渡部潤一上席教授が解説を担当した。

 日本トップの天文学者による解説付き鑑賞を堪能した人も多かった様子。また、442年ぶりの歴史的な現象だっただけに、静かながら興奮が伝わってくる解説に「三鷹で解説されてた先生方の喋り方や内容がとてもわかりやすいし、何よりお二人ともワクワクされてるのが伝わってきて(笑)」「プロフェッショナルなのに少年のように楽しそうだった」「偉い先生たちが穏やかな口調で双眼鏡の貸し借りしたり流れ星みつけたりしながらキャッキャしてて楽しい」「三鷹の天王星潜入で静かにはしゃいだり、水沢の潜入が雲に邪魔されてしょんぼりする国立天文台の先生達かわいいw」「偉い先生方がキャッキャしながら解説されててとても良い」という投稿も。「寒いなか屋外での長時間の実況、ほんとうにおつかれ様でした。ありがとうございました!!!」とねぎらう声もあった。

 配信は再生数約191万回を超え、現在アーカイブが公開されている。

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