若狭勝弁護士 岸田首相急転、旧統一教会巡る救済新法対応に「今国会に提出して、そして成立を」

[ 2022年11月9日 09:30 ]

弁護士の若狭勝氏
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 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が9日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済を巡り、岸田文雄首相が急転直下、政府による「閣法」提出へかじを切ったことに言及した。

 岸田首相は8日、旧統一教会問題を巡る被害者救済に向けた新法に関し、今国会提出を視野に最大限努力すると表明した。教団への高額寄付や信者の親のもとで苦しむ「宗教2世」への支援を念頭に、悪質な寄付勧誘の禁止といった対策に取り組む意向を強調。教団被害者と内々に面会したと明らかにした。

 若狭氏は「一般的に法律がつくられる時というのは、大きく分けて2つのパターンがある。何らかの必要性があって国民もその法律をつくれというパターンと、それほど必要性はないんだけれども国がこういう方向で日本社会をつくっていきたいという形であえて法律をつくるパターン。今回の場合は前者だと思う。ですから当然これは急いで総理が言っているように今国会に提出して、そして成立をさせるという方向がいいと思います」と自身の考えを述べた。

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2022年11月9日のニュース