新海誠監督新作「すずめの戸締まり」が“聖地巡礼”に注意喚起「節度のある行動を」 過去には迷惑行為も

[ 2022年11月9日 10:05 ]

新海誠監督新作「すずめの戸締まり」公式ツイッター

 新海誠監督(49)の新作アニメ映画「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の公式ツイッターが9日までに更新され、作品に登場する地域を巡る“聖地巡礼”に関する注意を呼びかけた。

 同作は、「君の名は。」(16年)、「天気の子」(19年)と続々とヒット作を生み出す新海監督の3年ぶりの新作映画。少女が災いのもととなる“扉”を閉める旅の中で成長する物語。

 新海監督の作品では実在する地域が鮮明に描かれ、「君の名は。」の岐阜や東京・四谷、「天気の子」東京・銀座などが「聖地」とされている。「聖地巡礼」と呼ばれる観光スタイルは、地域がツアーを組むなど力を入れる一方、私有地への侵入やゴミのポイ捨て、器物破損などの迷惑行為も叫ばれている。

 これらの行為に対し、映画公式ツイッターでは「ご鑑賞予定の皆様へ」と題した文書を掲載。「映画『すずめの戸締まり』ご鑑賞後、本編中に登場する、または関連のある場所への訪問をされる皆様におかれましては、近隣住人の方々へのご配慮、及び節度のある行動、マナーに十分心掛けながらお過ごし頂きます様、お願い申し上げます」と注意を呼びかけた。

 この呼びかけには「地元民からもお願いしたいことです」「最低限マナーは守りましょう」「聖地やロケ地って騒ぐ場所ではないんですけどね」「聖地巡礼っていいながらそこに迷惑をかけるのは聖地を汚すも同然ですね」とさまざまなコメントが寄せられた。

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2022年11月9日のニュース