日テレ 笑点、円楽さん後任は「選ぶ作業の真っ最中」 石澤社長「番組の顔として活躍された」

[ 2022年10月24日 14:47 ]

日本テレビ
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 日本テレビの定例会見が24日、東京・汐留の同局で行われた。9月30日に肺がんのため死去した落語家の六代目三遊亭円楽さん(享年72)が出演していた国民的人気番組「笑点」の新メンバーについて「後継の方は決めたい。その作業の真っ最中」と説明した。

 石澤顕社長は円楽さんについて「復帰されて笑点に戻ってこられるのを待ち望んでいた。お亡くなりになり、本当に残念な気持ちでいっぱい。27歳で笑点メンバーになられて、45年という長い間、番組の顔として活躍され、功績を残された。改めてご冥福をお祈りしたい」とコメント。

 福田博之常務は円楽さんと近いところで接していた番組スタッフからの声を紹介。「“舞台の上では先輩も後輩もない。遠慮せずに私のことをいじりないさい”という歌丸師匠の言葉から、“歌丸VS円楽”が誕生したと聞いています。お二人とも他界してしまい、寂しい気持ちでいっぱいです。腹黒、友達がいないキャラでしたが、円楽師匠を慕う仲間、お友達は大変多くいらっしゃいます。大喜利へのこだわりは人一倍強くて、時にはメンバーの師匠に厳しいことを言うこともありました。プロデューサーやディレクターに強く意見することもあったようですが、必ず“さっきは言い過ぎちゃったね、ごめんね”とメールや電話でフォローしてくださる優しい一面もありました。地方の収録の際に、ホテルの厨房でラーメンをつくって振る舞ってくださることもありました。円楽エコバッグを作って配ってくださったり、とにかく気配りをされる師匠でした。天国の円楽師匠にご心配をおかけしたくない、番組スタッフもメンバーの師匠のみなさまともども頑張って参ります」と伝えた。

 福田氏は笑点メンバーの後任について「もちろん、後継の方は決めたい。その作業の真っ最中です。いろいろな観点から次の方を選び、お願いをしたいと思ってます。席は空いてますので、急ぎたいと思っている」と話した。

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