スタ☆レビのロングツアー開幕　喉頭がん治療中のメンバー“VOHさん”が等身大パネルで登場

神奈川県からツアー「ブギウギ　ワンダー☆レビュー」をスタートさせた「スターダスト☆レビュー」
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　人気バンド「スターダスト☆レビュー」が22日に、神奈川・ハーモニーホール座間でツアー「ブギウギ　ワンダー☆レビュー」をスタートさせた。

　2024年まで約100公演が予定される同ツアー。「レビュー」をテーマに、豪華な舞台セット、カラフルなスーツ姿のメンバーが登場し、オープニングから客席は総立ちに。最新ミニアルバム「ブギウギ　ワンダー☆レビュー」の楽曲を中心に演奏した。

　ステージには、喉頭癌の治療専念のために約半年間休養するパーカッションの林“VOH”紀勝の等身大パネルを設置。過去のライブデータから林の声や演奏音源を集めバンド演奏と同期させるスタイルを採用し、随所で林の映像も映し出される演出に、メンバーやツアースタッフの「思い」が伝わった。

　アンコールでは、「このツアーのために作った曲」としてバンド史上初めての試みで曲が披露された。

　林は8月に喉に違和感を感じ受診。検査の結果、喉頭がんと診断されたことが10月、同バンドの公式サイトで公表された。「幸いにも早期の発見だったため、担当医師からも“半年くらいで治せる”との言葉を頂いております」とし、治療に専念するために、ツアーを半年間休むと発表されていた。