日テレ 猪木さん24時間テレビ出演の経緯明かす「生きるために目標を持ちたいと」

[ 2022年10月24日 14:57 ]

アントニオ猪木さん
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 日本テレビの定例会見が24日、東京・汐留の同局で行われ、1日に心不全のため79歳で亡くなった元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木さんが8月に「24時間テレビ」に出演した経緯に言及した。

 福田博之常務が「放送の1カ月くらい前に、関係者の方から現場の方に、“猪木は生きるために目標を持ちたい。常にチャレンジしたいと言っています。猪木を取り上げてくれる番組はありませんか”という連絡をいただいたところから始まった。ならば24時間テレビはどうでしょうかと電話をした。プロレスファン以外も見ていただける番組なので、ぜひ国技館にいらしていただいて、猪木さんの気合で日本を元気にしてくださいとオファーしたようです。“意義のある番組”だと、そしてたくさん強い相手と戦った国技館への思いもあったようで、“1カ月間リハビリをして頑張って行きます”と即答された。番組の担当者は大変感動したと言ってました」と明かした。

 猪木さんは、当日腰の痛みがあり、ストレッチャーに乗って国技館入りしたが、「スタッフが“ご無理なさらないでください”と申し上げたようですがが“大丈夫だ”といって、車いすに乗って、髪を整えて、赤い闘魂タオルをかけるといつもの生気みなぎる表情になられた。それでステージに上がっていただいた。私もステージの脇で拝見していたが、全国に向けた熱いメッセージに魂が揺さぶられました。改めてありがとうございましたと申し上げたい」と感謝した。

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2022年10月24日のニュース