北斗晶 タイガー・ジェット・シンの受章を祝福も…「どうしても国民栄誉賞をいただきたい」大恩人

[ 2024年4月30日 18:29 ]

北斗晶
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 元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(56)が30日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にコメンテーターとして生出演し、元プロレスラーのタイガー・ジェット・シンさんが旭日双光章を受章したことについてコメントした。

 政府による今年春の叙勲受章者が29日に発表され、リストにシンさんの名前があったことからネットのトレンドワード上位にも上がった。

 シンさんは現役時代、サーベルを手に「インドの狂虎」と恐れられた悪役レスラーで、アントニオ猪木さんの好敵手として新日、全日マットで暴れまくった。また引退後は、東日本大震災の支援活動を積極的に行うなど、マット外での功績も評価されての受章となった。北斗は「日本の皆さんを熱狂させたという意味では、おめでたいことだと思います。すごいことだと思います」と、シンさんの受章を素直に称賛した。

 一方で、複雑な思いも口にした。それは一昨年に死去した猪木さんのことだという。猪木さんは日本のプロレス界の発展に主導的な役割を果たしただけでなく、政治家としても北朝鮮との橋渡し的存在になるなど、数々の貢献を果たした。また北斗にとっては95年、猪木さんが開催に尽力した北朝鮮での「スポーツと平和の祭典」で知り合った佐々木健介と結婚した縁もあり、恩人でもある。

 猪木さんは旭日中綬章を受章しているが、北斗は「私は猪木さんには国民栄誉賞をいただきたいなって」とつぶやいた。

 ある時、若者たちが居酒屋で宴会のお開きをしていたという。渋滞中のタクシーの車内でその様子を見ていた北斗。「“じゃあ行くぞ!1、2、3、ダー!”とかってやって、みんな拍手して、解散している姿を見た瞬間に、やっぱり猪木さんってすごいなって。どれだけみんなに元気を与えたかというか」としみじみ語り、「どうしても国民栄誉賞をいただきたいなって」と、あらためて訴えていた。

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