カズレーザー 停戦交渉に「ウクライナの非軍事化、中立化、非ナチ化…プーチン大統領は折れていない」

[ 2022年3月18日 12:16 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
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 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(37)が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアとウクライナの停戦に向け、条件に関する詰めの協議が続いていることに言及した。

 17日付英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、複数の交渉筋の話として、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念し外国の基地や軍備も配置しない代わりに、米英トルコを含む各国が安全を保証することなど15項目からなる合意案を両国が14日から協議していると報じた。ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、英国など欧州諸国の軍関係者とのオンライン会合で、NATOに加盟しないことを受け入れる考えを表明。交渉の状況を踏まえての発言とみられる。

 MCの谷原章介が「プーチン大統領、当初から絶対にもともとの軍事目的は必ず達成するんだということを明言してますけど、これって交渉の材料として強気に出ているのか、それとも本心なのか、どっちなんでしょうかね」と聞くと、カズレーザーは「プーチン大統領が当初から言っていた目標というのはウクライナの非軍事化、中立化、非ナチ化という3つだったと思います」とし、「これでウクライナ軍の維持というのが達成されても他国からの兵器をウクライナ国内から排除するとなれば、これはほぼ非軍事化に等しくて、NATO非加盟は、これは中立化に相当すると思います。となると残りのナチ化なんですけど、結論から言うとゼレンスキー政権の退陣だと思うんですが、これを長期的に考えると、ウクライナ国内でのロシア語が公用語になるとすれば、政権内にロシア系の国民がどんどん入って来られる、これは実質的に非ナチ化というかロシアの支配下に置くということにつながるので、全部今のところ提示していると思いますね。決して折れていないと思いますね」と自身の見解を話した。

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2022年3月18日のニュース