フジ解説委員・風間晋氏 NATOの対ロシアの動きに「ポーランドの防衛措置と言いながら、実は…」

[ 2022年3月18日 09:31 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が18日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアのウクライナへの侵攻問題について言及した。

 番組では、ウォレス英国防相が17日、訪問先のポーランドで、同国に英国が中距離ミサイルシステムを配備すると明らかにし「(ポーランドの)領空をロシアのさらなる攻撃から守るため」と短期的な配備だと強調したことなどを伝えた。ロシアは13日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランド国境まで約20キロのウクライナ西部ヤボリウの軍事基地にミサイルを撃ち込んでおり、NATOはポーランドなど東欧の加盟国の軍備強化を進める。

 MCの谷原章介に「NATOとしてはある程度の距離を置く姿勢を見せてましたけども、ポーランドに中距離ミサイル、迎撃かも知れませんがミサイルを配備する動き、いかがでしょうか」と聞かれた風間氏は「NATOはウクライナで直接、ロシア軍とやり合うわけにはいかないんですけれども、その危険を冒すことはとてもできないわけですけれども、ポーランドはNATOの加盟国ですから万が一の場合には防衛義務が発生するわけですね。ですからポーランドの防衛のための追加措置を取るというのは分かります」と説明。

 そのうえで「ただそれがあくまでもポーランドの防衛措置と言いながら、実はウクライナの安全確保のためにもプラスになるという部分があるかも知れないわけで、そこはかなり微妙なところを進んできているのかなと思います」と自身の見解を述べた。

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2022年3月18日のニュース