岡部芳彦教授 ロシア軍の無差別攻撃に「民間人の犠牲を出さないということも考えられないくらい…」

[ 2022年3月18日 15:41 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 神戸学院大学教授でウクライナ研究会会長の岡部芳彦氏が18日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演し、ロシアのウクライナへの軍事侵攻について言及した。

 ウクライナ当局によると、首都キエフ北方チェルニヒウでは16日だけで、ロシア軍の攻撃で市民53人が死亡した。うち13人はパンを買うため店に並んでいた市民とみられる。また、ロシア軍に16日に劇場などが空爆された南東部マリウポリについて、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は、劇場には最近まで500人以上が避難しており、妊婦や子どもの避難先となっていたスポーツ複合施設もロシア軍の空爆を受けたと発表。番組では、ロシア語で地面に「子供たち」と書かれていたが、爆撃されたと伝えた。

 岡部氏は、ロシア軍の無差別攻撃に「子供たちがいると分かっていて(爆撃を)やっているんだと思います。民間人の犠牲を出さないということも考えられないくらい余裕がないんだなというのが分かりますし、個人的にも涙なくして見ることができない画像なんですけど、ちょっとそれも出ないくらいショックな出来事ですね」と話した。

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2022年3月18日のニュース