大越健介氏 ウクライナとの国境都市から生リポート タモリが激励「どうぞ気を付けて」

[ 2022年3月18日 20:24 ]

大越健介氏
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 テレビ朝日「報道ステーション」メインキャスターの大越健介氏(60)が18日、テレビ朝日系「タモリステーション」(後8・00)に、ポーランド東部メディカから中継で生出演した。

 ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナとの国境の都市で、ウクライナから徒歩で来られる検問所が設けられている。大越氏は、ウクライナからの避難民にボランティアの人たちが温かいスープを提供していることなどをリポート。「私たちが普段、映像で伝えている戦争というものは、ここを通る避難民の人たちの姿を見ると、戦争は確かにウクライナを戦場として起きているんだと実感します。この人たちの表情によって、私は今、この恐ろしい戦争の現実の一端に触れているんだという思いを強くします」と実感を込めて話した。

 ウクライナから近隣諸国へ脱出した人は現時点で300万人超。その3分の2をポーランドが受け入れている。その数は徐々に減ってきているが、大越氏は「決していいニュースではありません」とした。「ウクライナ国内での戦闘が激化した影響で、逃げるに逃げられない、動くに動けない、極めて厳しい状況に置かれている人がそれだけ多くいるということの裏表でもあるんです」と理由を説明。「長引く侵略戦争は今も、数え切れないほどの悲劇を生み出しています」と沈痛な面持ちで伝えた。

 危険と隣り合わせの都市からのリポートに、MCのタモリは「危険なこともあると思いますけど、どうぞ気を付けて取材をして下さい」と呼びかけていた。

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2022年3月18日のニュース