吉行和子 宝田明さんを追悼「未だに信じられません」 4月1日公開予定の映画、夫婦役で共演 

[ 2022年3月18日 19:09 ]

女優の吉行和子
Photo By スポニチ

 「ゴジラ」シリーズなど多くの東宝特撮映画に出演し、日本のミュージカルの草分け的存在としても知られた俳優の宝田明(たからだ・あきら、本名寶田明)さんが14日、肺炎のため死去した。87歳。日本統治下の朝鮮・清津出身。4月1日公開予定の映画「世の中にたえて桜のなかりせば」で共演した女優の吉行和子(86)が18日、追悼コメントを発表した。

 同映画の公式ツイッターが更新され、「『#世の中にたえて桜のなかりせば』で#宝田明さんと夫婦役の#吉行和子さんから追悼のコメントです」と投稿。吉行は「去年、彼のプロデュースされた映画でご一緒して、なんてお元気なのだろう、と思っていましたので、未だに信じられません。宝田さんの思いが詰まった映画でした。御冥福をお祈りします」とした。

 同映画では、乃木坂46の岩本蓮加と宝田さんがW主演を務めた。2人は“終活アドバイザー”として「終活屋」で働き、様々な境遇の人たちの終活を手伝う。“桜の季節”と“終活”をテーマに、70歳もの年の差コンビが描き出す、心温まるヒューマンドラマとなっている。また、余命幾ばくもない宝田の妻役は、これまでも映画「燦燦~さんさん~」などで共演歴のある吉行が務めた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月18日のニュース