黒島結菜　第1週完成「私自身も『ちむどんどん』」子役・稲垣来泉を絶賛「引き継げるか不安になるぐらい」

4月スタートの次期連続テレビ小説「ちむどんどん」のオンライン会見に出席した（左から）大森南朋、稲垣来泉、黒島結菜、仲間由紀恵（C）NHK
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　次期NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」（4月11日スタート、月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）のオンライン会見が18日に行われ、ヒロインの黒島結菜（24）母親役の仲間由紀恵（42）父親役の大森南朋（50）ヒロインの子ども時代を演じる稲垣来泉（くるみ、11）が出席した。

　現在放送中の2021年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム（肝＝心胸・心）が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。今年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子（のぶこ）ら個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

　映画「パッチギ！」「フラガール」など知られ、14年後期「マッサン」の羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛け、約8年ぶり2度目の朝ドラ登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。

　黒島は第1、2週を視聴。「まだ私の出番がほとんどない分、いち視聴者として楽しみました。沖縄の美しい自然や料理、まだアメリカ統治だった時代も描かれたり。沖縄の歴史も知りながら、家族の温かい物語がスタートして、これから本当に面白いドラマが始まるんだと、私自身『ちむどんどん』したような1～2週でした。まだまだ物語が続いていく、いいスタートが切れたと思います」と手応え。

　「子ども時代の撮影も結構、見学しました。見ているだけで涙が出そうなくらい、比嘉家が美しくて。でも、ちょっと不安になったんです。子どもたちが素晴らしすぎるから、このいい家族の雰囲気をちゃんと引き継いで、大人パートに行けるのかな。そう不安になるぐらい素晴らしかったんです。来泉ちゃんが演じた暢子らしさを、私も表現できたらいいなと思いましたね。来泉ちゃんが子ども時代の暢子をやってくれて、凄く感謝しています。ありがとう」と隣の稲垣に言葉を掛けた。