「おかえりモネ」ついに最終週 番組CP明かす副題「あなたが思う未来へ」に込めた思い【サブタイ一覧】

[ 2021年10月23日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」最終週(第24週)の1場面。百音(清原果耶・左)と未知(蒔田彩珠)を待ち受ける未来は?(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)も最終回(10月29日)まで残り1週間と大詰めを迎えた。どのような未来が百音たちを待ち受けるのか。最終週の副題は「あなたが思う未来へ」。制作統括の須崎岳チーフプロデューサー(CP)に思いを聞いた。

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 須崎CPは「気象予報が時に外れることもあるように、未来とはとても不確かなものです。ちょっと先のことでも、一体何が起こるかは分かりません。しかし、それでも人は『きっとこれだ』と信じた思いを拠りどころに、前に進んで行くものだと思います。モネや、若者たちや、大人たちが、それぞれにどんな『未来』を選んで、どんな地平にたどり着くのか。そうイメージしながら、脚本の安達さんはじめ皆で話し合い、この副題といたしました。最終週『あなたが思う未来へ』。是非ご覧ください」と呼び掛けた。

 ▼清原果耶(22日、恒例のバトンタッチセレモニー)いよいよ最終週です。気仙沼の家族や幼なじみ、気仙沼の人たちと重ねる尊い奇跡のような日々が繊細に描かれています。愛を込めて作った大切な作品ですので、皆さんの心に是非残るものがあれば、うれしいです。最後までモネたちのことを見届けていただけたらと思います。

 【「おかえりモネ」サブタイトル一覧】▽第1週「天気予報って未来がわかる?」▽第2週「いのちを守る仕事です」▽第3週「故郷(ふるさと)の海へ」▽第4週「みーちゃんとカキ」▽第5週「勉強はじめました」▽第6週「大人たちの青春」▽第7週「サヤカさんの木」▽第8週「それでも海は」▽第9週「雨のち旅立ち」▽第10週「気象予報は誰のため?」▽第11週「相手を知れば怖くない」▽第12週「あなたのおかげで」▽第13週「風を切って進め」▽第14週「離れられないもの」▽第15週「百音と未知」▽第16週「若き者たち」▽第17週「わたしたちに出来ること」▽第18週「伝えたい守りたい」▽第19週「島へ」▽第20週「気象予報士に何ができる?」▽第21週「胸に秘めた思い」▽第22週「嵐の気仙沼」▽第23週「大人たちの決着」▽第24週「あなたが思う未来へ」

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2021年10月23日のニュース