モネから萌音へ 朝ドラヒロイン恒例バトンタッチ 11月スタート「カムカムエヴリバディ」

[ 2021年10月23日 05:30 ]

「おかえりモネ」清原果耶(右)からNHK連続テレビ小説のバトンを受け取った「カムカムエヴリバディ」の上白石萌音
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 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、30日が最終回)で主人公のモネを演じている清原果耶(19)が22日、東京・渋谷の同局で11月1日スタートの次作「カムカムエヴリバディ」のヒロイン・上白石萌音(23)と恒例のバトンタッチセレモニーを行った。

 モネから萌音(もね)へ――。「朝の顔」が引き継がれる。清原は「私がヒロインに決まった時も連絡をくれ、撮影中も気に掛けてくれた大好きで尊敬している萌音ちゃんに、バトンを渡せてうれしい」と笑顔。すでにクランクインしている上白石も「同じ時期に朝ドラをそれぞれ頑張っていたことがうれしくて、お互いに優しい言葉を掛け合ったり、精がつく食べ物を贈り合ったり、本当に心の支えでした」と絆を明かした。

 プレゼント交換では、清原がモネの出身地・宮城県気仙沼の手染めストール、上白石は岡山の和菓子店で生まれ育った役柄にちなみ、紅白まんじゅうを贈った。

 5月17日に放送開始された「おかえりモネ」は気仙沼で生まれ育ったヒロインが、気象予報士として成長していく姿を描き、ここまでの平均世帯視聴率の最高は初回の19・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。最近は15~16%台で推移している。清原は「最終週は気仙沼の人たちと重ねる尊い奇跡のような日々が繊細に描かれています」とアピール。「皆さんの心に残るものがあればうれしい」と語った。

 「カムカムエヴリバディ」は3世代の女性の人生を描く。上白石はラジオ英語講座で英語を学び、未来を切り開いた1人目のヒロインを演じる。2人目のヒロインは深津絵里(48)、3人目は川栄李奈(26)が務める。上白石は「温かい人間の愛やつながりが描かれていますので、少しでも穏やかな気持ちになっていただけたら」と願いを込めていた。

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