全セ指揮 高津監督「正直勝ちたかった」朗希は「まだ成長過程、恐ろしい」子供多く「選手の励みに」

[ 2022年7月27日 23:22 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全セ1―2全パ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>試合後、石井監督(左)と話す高津監督(撮影・島崎忠彦)
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 全セの指揮を執ったヤクルトの高津臣吾監督(53)が連敗で終わった球宴2試合を振り返った。

 一問一答は以下の通り。

 ――2試合を振り返って

 「正直いうと勝ちたかった、勝負なので。たくさんいろんな選手が見られたし、たくさんいいいプレー見られたし、個人的には野球の勉強ができたかなと。いろんな人とも、選手とも話をしたし、楽しいすごくいい時間だったと思います」

 ――全パ先発のロッテ・佐々木朗について

 「目では追いつかないくらいのスピードになっているのかなと。これがまだ成長過程というと、これからまだまだと考えると、恐ろしいね。ただ、こうやって野球が進化していって、各選手が成長していって、どんどん高いレベルでおもしろい野球、プレーが見せなきゃいけないのが、プロ野球だと思っている。どんどんそういう選手が出てきてほしい」

 ――村上らが捉えていた

 「みんなやっぱり速いとは言っていた。それを打っているのは、すごいなと思った。もちろん、まっすぐばっかり、配球とかあんまり関係なく投げてきているんだけれど、160キロ前後の球を打つ技術もすばらしいと思った」

 ――ヤクルトのキャンプ地・松山でヤクルト勢5人が先発

 「神宮に次いで本当によくお世話になっている。ホームとして、お世話になっている球場。松山のファンにスワローズの選手が活躍して、セ・リーグが勝つところをお見せしたかった。ちょっとそれは、願いはかなわなかったですけれど、野球熱の高いところで、たくさん入っていただいたところで、オールスターができて、しかも監督ができて、すごく幸せな気分です」

  ――印象に残った選手

 「そうだねえ、モイネロかな。セ・リーグにいないタイプの左ピッチャー」

 ――ミーティングでなにか

 「塩見は出てこなかった。けれど、この2日間はセ・リーグのチームメートとして、なんとかパ・リーグをやっつけようと思ってやっていた。これからは各チーム戻って、ライバル同士として頑張っていく。個人的にはきょう集まってもらったセ・リーグの選手は応援したい。そのなかで相手に勝ちたいなと思う。そういうところの戦いをファンの人は求めていると思う。これからもっともっと残り試合、きょういたようなメンバーが中止となって盛り上がるようなゲームをしていきたい」

 ――子供たちも多かった

 「本当に子供が多いなと思いました。レッドカーペットを歩いているときもそうですし、そういう子たちのためにも、ここでできてよかったのかなと。いつもプロ野球公式戦が行われるわけではないですけれど、少しでも夢を見てくれて、目指してくれて、子供たちが集まってくれたのは、選手の励みになったんじゃないかなと」

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