オリックス・吉田正、52日ぶり守った!「3番・左翼」で先発　中嶋監督「後半へ向けての良いステップに」

マイナビオールスターゲーム2022第1戦   全パ3―2全セ （ 2022年7月26日    ペイペイD ）

＜全パ・全セ＞初回、牧の犠飛を返球する吉田正（撮影・島崎忠彦）
Photo By スポニチ

　オリックス・吉田正が「3番・左翼」でスタメン出場した。6月4日の広島戦以来、52日ぶりとなる外野守備に就き、無難に打球を処理した。5月に発症した左ハムストリングスの筋損傷が完治せず、ペナントレースではDHでの出場を続けている。

　実は、球宴からの守備出場はかねてのプラン通り。全パの指揮をとったオリックス・中嶋監督は「後半へ向けての良いステップにしてほしいと思いますし、本人の中でどれくらいの感覚なのかもあるでしょうしね」と完全復帰を心待ちにしており、後半戦へ向けた布石となった形だ。

　打席では初回1死一塁で一ゴロ併殺、4回先頭では中前打、6回1死では死球を受けて代走を送られたが、実りある1日を過ごした。