【高校野球】聖光学院、王座奪還! 長時間中断試合も“宿敵”光南を下し、3年ぶり夏の聖地へ

[ 2022年7月27日 15:15 ]

第104回全国高校野球選手権福島大会・決勝   聖光学院-光南 ( 2022年7月27日    ヨーク開成山 )

5回1死一三塁で右越え3ランを放ち、ガッツポーズの聖光学院・安田
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 聖光学院が、6―3で光南を下し、2019年以来3年ぶりに福島大会を制した。

 昨夏、準々決勝で光南に敗れ、大会14連覇の夢を砕かれた。因縁の相手との対戦となった決勝。春の東北大会王者として、負けるわけにはいかなかった。

 初回に1点を先制されたが、直後の2回、試合巧者ぶりを発揮。2者連続四死球と犠打で1死二、三塁とし、一ゴロ野選で同点。さらに1死一、三塁から8番・生田目陽(3年)がスクイズを決め、ノーヒットで勝ち越しに成功した。

 その後、試合は雷雨で約2時間の中断。難しいコンディションの中、再び同点とされた後の5回、ひと振りで突き放した。1死一、三塁から3番・安田淳平(同)が右越え3ラン本塁打。これで一気に流れを引き寄せると、エース・佐山未來(同)が粘りの完投でリードを守り切った。
 
◇聖光学院 甲子園への足跡◇
2回戦 10-0 船引
3回戦 10-3 小名浜海星
4回戦 9-1 会津工
準々決 9-5 日大東北
準決 6-0 東日大昌平
決勝 6‐3 光南

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2022年7月27日のニュース