佐々木朗希 後半戦“全勝宣言”「全てで勝てるように頑張りたい」初先発に投手コーチ役で球宴楽しんだ

[ 2022年7月27日 22:57 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ2─1全セ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>試合後、ファンの声援に手を振って応える佐々木朗希(中央)(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 全パはロッテの佐々木朗希投手(20)が先発。初回に球宴の日本選手タイ記録となる162キロをマークするなど、1回3安打1失点で初めての祭典を終えた。

 先発や“投手コーチ役”でマウンドに向かうなど、前日の三塁コーチャーに続き動き回った佐々木朗。試合後、初登板を振り返り「実戦が久しぶりということもあり緊張しましたけど楽しかったです。投げ終えてホッとしています。ストレート勝負を期待されていたと思うので、そういうところを見せることができて良かったとは思いますが、なかなかストレートだけで抑えるのは難しいですね」と20歳らしい爽やかな笑顔を見せた。

 そして「マウンドから見える景色がいつもと違って、スタンドにはいろいろなチームのユニホームを着ているファンの方がいたのがとても新鮮に感じました」と球宴ならではの球場の景色を目に焼きつけた。

 自身の投球については「スピードとしては160キロを出せたらとは思っていたので、出せて良かったかなと思います。三振はシーズンで取ることができればいいかなと思います」と語り、最後に「後半戦、投げる試合は、全てで勝てるように頑張りたいです」と、ぶっつけとなった球宴を終え、シーズン後半戦の戦いに向けて頼もしい“全勝宣言”も飛び出した。

 初出場の今回は日本人最速タイ記録でファンを魅了した「令和の怪物」。来年以降の最速記録樹立、奪三振ショー、そして新たな名勝負誕生に期待が膨らむ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月27日のニュース