【高校野球】聖光学院、3年ぶり夏の甲子園 斎藤監督「二度と行けない場所なのかなと、恐怖感があった」

[ 2022年7月27日 15:50 ]

第104回全国高校野球選手権福島大会・決勝   聖光学院―光南 ( 2022年7月27日    ヨーク開成山 )

5回1死一三塁で右越え3ランを放ち、ガッツポーズの聖光学院・安田
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 聖光学院が光南を6―3で下し、3年ぶり17回目の優勝を果たした。斎藤智也監督(59)は「実感が湧かないが、選手たちは最後まで食らいついてくれた」と喜びを語った。

 2020年はコロナ禍で夏の大会が中止となり、昨年は準々決勝で光南に敗れ、大会14連覇を逃した。遠ざかった夏の聖地。「二度と行けない場所なのかなと、恐怖感があった」とこの2年間を振り返った指揮官。今年のチームをまとめ、全幅の信頼を置く赤堀颯主将(3年)が導いてくれた甲子園に「うれしく思います」と目を細めた。

 王座奪還を成し遂げた赤堀主将は「いろいろな人たちのおかげで勝つことができた。感謝の思いでいっぱいです」。激闘の汗をしたたらせながら、春の選抜に続く甲子園での戦いに向け「福島の代表として、魂のこもったプレーをしたい」と力を込めた。

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2022年7月27日のニュース