ヤクルト村上「必ず村上の弟って言われて凄く大変だと思う」 甲子園出場決めた弟を気づかう

[ 2022年7月27日 23:02 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全セ1―2全パ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>3回、山本から安打を放つ村上 (撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手(22)が27日、7年ぶり9度目となる夏の甲子園出場を前日26日に決めた母校・九州学院(熊本)で4番を打つ実弟・村上慶太内野手(3年)への気づかいを口にした。

 ヤクルトの秋季キャンプ地でもある松山での球宴第2戦で2打数2安打と活躍。試合後、「最近感動したことは?」と問われるとまずは「最近、弟が優勝しましたし、僕が1年生以来の甲子園を決めてくれたので、そこは凄く感動しましたし、刺激にもなりましたし、僕もまだまだ頑張りたいなと思いました」とコメント。「弟はね、弟なので。必ず村上の弟って言われて凄く大変だと思うんですけど、周りの方々ははね、一高校球児として、一人の選手として見ていただけたらうれしいですし、一高校球児としてシンプルに応援してくださいという思いでいます」と兄としての思いを口にした。

 弟・慶太からは「なんもないっすね」と笑わせたが、「期待はしてないんで、本当に甲子園という舞台を楽しんでやっていただければなと思いますし。自分たちでつかみとった甲子園なので、本当に思い切って悔いのないようにプレーしてもらえれば。一高校球児として頑張ってほしいなと思います」と最後まで弟と後輩たちを気づかっていた。

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