【高校野球】森下が6回1失点&V2ランで京都国際が2年連続2度目の夏切符 小牧監督「ようやったぞ」

[ 2022年7月27日 12:15 ]

第104回全国高校野球選手権京都大会・決勝   京都国際6―1龍谷大平安 ( 2022年7月27日    わかさスタジアム京都 )

<龍谷大平安・京都国際>優勝を決め、喜びを分かち合う京都国際ナインの輪に森下(1)が駆け寄る(撮影・岸 良祐)
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 京都国際が逆転勝ちで、2年連続2度目の夏の甲子園出場を決めた。

 今秋ドラフト上位候補のエース左腕・森下瑠大(3年)が満を持して今大会初先発。初回先頭打者に一発を浴びたが、6回4安打1失点と好投。7回からは右翼に回った。

 4番打者としては0―1の4回無死一塁で、2球目の高めの球をバットに乗せて右中間最深部まで運ぶ決勝の逆転2ラン。今大会3本目の高校通算21号でチームに勢いをつけると、5―1の7回1死二、三塁では左前適時打。2打数2安打2四死球3打点で全打席出塁だった。

 7回からは背番号10の右腕・森田大翔(3年)が救援。3回無失点に抑えて、歓喜の瞬間を迎えた。

 今春選抜大会は新型コロナウイルス感染の影響で、直前で出場を辞退。小牧憲継監督は「何が何でも、もう一度甲子園の舞台に戻してやることが自分の責任。たくましく育ってくれた」と言葉をかみしめる。「チームが一つになったのが6月の半ば。キャプテンの辻井を中心によくやってくれた」とチームとしての成長を認めた。試合後のインタビューは、ナインに向けて「ようやったぞー!」と絶叫し、締めくくった。

 4年ぶり35度目の出場を目指した龍谷大平安は、打線がつながらなかった。

◇京都国際 甲子園への足跡◇
2回戦 10-0 北桑田
3回戦 12-2 京都両洋
4回戦 9-2 鳥羽
準々決 9-4 東山
準決 5-3 乙訓
決勝 6‐1 龍谷大平安

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