【球宴】清宮「もうミラクル」7回の大飛球好捕に大喜び 初球宴は「球宴ならではのことは結構できた」

[ 2022年7月27日 22:48 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ2─1全セ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>7回、牧の打球を好捕した左翼手・清宮(撮影・坂田 高浩)
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 26日の第1戦でサヨナラ本塁打を放ち、MVPを獲得した日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)は全パの「1番・三塁」で先発出場し、一塁、左翼の守備を務めて好守をみせるなど、躍動した。

 まずは三塁の守備。初回いきなり、先頭・塩見のボテボテゴロが飛んできたが、難なくさばくと、一塁へ矢のような送球でアウトにした。この送球にスタンドからはどよめきも起こったが「楽しくやらせてもらった。(三塁ゴロは)めっちゃ、思いっきり投げました」と笑った。

 一塁から左翼に回った7回には、1死から牧(DeNA)が左翼後方へ放った大きな当たりを背走しながら、最後はフェンスに背中を預けてキャッチ。「もうミラクルですね。ホームランかなとも思ったので。でも、ビックリしました」と話した。第1戦に引き続き、ファーストミットで左翼を守ったことには「急で、いつも。本当は駄目なんですけど、オールスターならではかなと思います」と話した。

 初の球宴は第1戦にMVPを獲得。第2戦も初回に中前打を放つなど、攻守で躍動した。柳田(ソフトバンク)の本塁打競争では投手役を務め、きつねダンスもグラウンドで披露した。「オールスターならではのことは結構できたかなとは思いますけど、ファンのみなさんに楽しんでもらえれば、一番かなと」と濃密な2日間を振り返った。

 この日はバットを貸した柳田が決勝弾を放ってMVPを獲得した。「メチャクチャうれしかったです。しかも僕のバットを使ってくれたんで。ホームラン(競争では)キングをとれなかったですけど、ちょっとは貢献できたかな。あのバットはあげました、ギータさんに」と話した。収穫を問われると「これだけの方々とコミュニケーションをとれたことじゃないですか。何を話したというよりかは、顔を合わせることができた。それがすごい良かった」と清宮。充実の表情だった。

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