【球宴本塁打競争】レアード残り2秒で優勝弾!「松山スシさいGO」ギータ&“MVP腕”清宮コンビ3発も

[ 2022年7月27日 18:10 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ―全セ ( 2022年7月27日    松山・坊っちゃんスタジアム )

オールスター第2戦前のホームランダービーを制したレアード(撮影・島崎忠彦)
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 「マイナビオールスターゲーム2022」第2戦は27日、松山・坊っちゃんスタジアムで行われる。試合前恒例の本塁打競争決勝では、全パのロッテ・レアード内野手(34)が4―3で全パのソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)を下し優勝。賞金100万円を獲得した。

 勝負の2分。延長目前の残り2秒。レアードの打球が左翼スタンドに突き刺さると、見届けた柳田は拍手で称えた。レアードは村上、浅村、そして柳田を倒して“キング”に輝いた。

 レアードは「本当に楽しい雰囲気の中、優勝することができて本当にうれしいよ。出場しているメンバーも凄い打者ばかり。その中で勝つことができたということはとても価値があることだね。(打撃投手役を務めた)前里史郎用具担当に感謝だね。振りやすいコースにちょうどいいスピードで投げてくれたよ。なかなか松山のファンの前でプレーを披露する機会がない中、こういうイベントでファンの皆さんに喜んでもらえてうれしいね。松山スシさいGOだよ。まだ食べてないけどね(笑い)」と優勝を喜んだ。

 柳田は前日に清宮(日本ハム)を打撃投手に初戦で牧(DeNA)、準決勝で山川(西武)を下して決勝に進出を決めていた。清宮とは“きつねタッチ”で喜びを分かち合い「清宮という新たな相棒とともに頑張りたいなと思います。自主トレから練習してきたんで」と笑顔で語っていた。その宣言通り、前夜にサヨナラ弾を放ちMVPに輝いた清宮が連投。柳田らしい3発をスタンドに突き刺したが2017年以来2度目の“キング”には届かなかった。

 ▽球宴本塁打競争 両リーグ4人ずつの8人がトーナメント方式で対戦。2分間の球数無制限でホームラン数を競い、同点の場合は1分間の延長戦。延長戦でも同点の場合は(1)本塁打競争ファン投票の投票数、(2)今季の公式戦本塁打数、(3)昨季の公式戦本塁打数、の順で順位を決める。決勝で本塁打数0で同数の場合は引き分け。優勝賞金は100万円。また、7試合通して平均打球速度が最も速かった選手に日産サクラが贈られる。

 【第1戦=ペイペイドーム】
<第1試合>牧秀悟(DeNA)1─2柳田悠岐(ソフトバンク)
<第2試合>大山悠輔(阪神)4─5山川穂高(西武)
<準決勝>柳田悠岐(ソフトバンク)7─3山川穂高(西武)

 【第2戦=坊っちゃんスタジアム】
<第1試合>佐藤輝明(阪神)1─2浅村栄斗(楽天)
<第2試合>村上宗隆(ヤクルト)2─3レアード(ロッテ)
<準決勝>浅村栄斗(楽天)2─3レアード(ロッテ)
<決勝>柳田悠岐(ソフトバンク)3─4レアード(ロッテ)

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