仙台育英145キロ左腕・古川翼が奪三振ショーで宮城制覇 OBの早大・伊藤樹エールに「スイッチ入った」

[ 2022年7月27日 18:21 ]

第104回全国高校野球選手権宮城大会・決勝   仙台育英3―1聖和学園 ( 2022年7月27日    石巻市民 )

<仙台育英・聖和学園>5回から登板した仙台育英・古川(撮影・藤山 由理)
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 仙台育英のエースで最速145キロ左腕の古川翼(3年)が、奪三振ショーで3年ぶり29度目の甲子園出場に導いた。

 2―1で迎えた5回に2番手で登板し、5回を2安打無失点。140キロ台前半の直球と鋭く落ちるスライダーを駆使して10三振も奪い「1イニングずつゼロに抑えることだけを考えた。自分が持っているモノで勝負できました」と胸を張った。

 昨年の選抜大会では2試合に登板した経験を持つプロ注目左腕。昨年のエースで、現在は早大で活躍する右腕・伊藤樹投手からは「頑張れよ」とLINE(ライン)でエールを受け「心強かった。スイッチが入る感じがした」と力に変えた。

 自身初の夏の甲子園に向けて「チャレンジャーの気持ちで戦いたいと思います」。東北勢初の日本一へ、挑戦が始まる。

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