国際ドラフト 合意至らず 選手会がMLBの提出した最終案を拒否

[ 2022年7月27日 02:30 ]

 大リーグ機構(MLB)と選手会が、米国、カナダ、プエルトリコ以外のアマチュア選手を対象とする国際ドラフトの導入で合意に至らなかった。25日が期限だったが、選手会が機構の提出した最終案を拒否。指名した選手と契約するための総額などで合意できず、選手会側は「公平な取引であると考えるにはほど遠かった」とした。

 国際ドラフトは昨年末から行われた労使交渉で争点の一つ。導入と引き換えに、FA選手に直近の所属球団が規定額で1年契約を提示する「クオリファイング・オファー」の撤廃が検討されてきたが、同制度は残されることになった。

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2022年7月27日のニュース