阪神・佐藤輝 「新人から2年連続球宴弾」お預けも佐々木朗撃ちへ気合「頑張ろうかなって感じ」

[ 2022年7月27日 05:15 ]

マイナビオールスターゲーム2022第1戦   全セ2―3全パ ( 2022年7月26日    ペイペイD )

<全パ・全セ>初回、牧の犠飛で生還した塩見(右)を迎える佐藤輝(撮影・岡田 丈靖)      
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 田淵、清原に続く史上3人目の「新人から2年連続球宴弾」は、第2戦に持ち越しとなった。阪神・佐藤輝が全セの「5番・右翼」でスタメン出場も、2打数無安打。“お祭り男”がこのままでは終われない。対戦を熱望していた佐々木朗が先発する27日、松山の夜空にアーチをかける意気込みだ。

 「すごい楽しい雰囲気の中で、できた。しっかり振りに行ったんですけど、詰まったり空振り。明日(27日)頑張ろうかなって感じです」

 初回2死三塁、12球団のファンからの熱視線を浴びながら打席に立った。対するは全パの先発・大関。初対戦の左腕の初球直球をフルスイングも、やや詰まって中飛に倒れた。4回先頭の第2打席は本田のチェンジアップに空振り三振。2度目の球宴初戦はホロ苦い結果となった。

 それでも祭りの雰囲気は存分に楽しんだ。試合前には同学年のDeNA・牧と受けたインタビューで“イジリ合戦”。初出場の牧に「ちょっとまだ硬いですね」と上から目線で「3本はヒットを打ってくれると思う」と高いハードルを設定。牧から「輝明君の方が2本、ホームランを打ってくれる」とやり返され、笑いを誘った。

 昨年の球宴も初戦は無安打で2戦目に左越え弾。再現のターゲットは佐々木朗だ。(山添 晴治)

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2022年7月27日のニュース